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最近、納期のはっきり決まった仕事が増えている。
オリジナルの作品を作る時には特に設定しない完成期日が目前になると、 気持ちは焦るし手抜きはできないし、 何とも精神衛生上良くない。
逆に余裕を持って完成してしまうと、 やらなくてもいい仕事を増やしてみたり、 前から出来上がっているのに手直ししてみたり。
そんな仕事の隙間には 本を読む事にしている。
(自分にとって)いい本と出会うのは難しく、 つい同じ作者の本を選んでしまう。 もともと本を読むのが遅く、 同じ本を読み返すのが好きなので、 本棚の空きスペースに困る事はない。
今日は司馬遼太郎の 「この国のかたち」という随筆集を手に入れた。 この人の書き表す日本語は 最も質が高いと信じている。
長編の小説と違って短く区切りがあるから 仕事の合間にちょうどいいかもしれない。
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