あたいって本当に馬鹿だよなぁ。 絶対、もう嫌われちゃったよな。 あぁ、そうか。元々・・・・・。
ホント、馬鹿。 泣くぐらいなら、あんな事言うなよ。
でももうわかっちゃったんだから仕方ないよな。 今まで考えないようにしてたけど、やっぱりそうだったんだ、って。 だって、あいつは言い訳しなかった。 それに追っかけても来なかったし、メールも電話もなんにもない。 これってやっぱ、"そう"なんだよな。
って、あたい、まだ信じたくないのかよ。 "そう"なんだって。 最初からわかってた事じゃないか。
でも、酷いよな。清四郎も。 あんな風に抱きしめたり、あんな風にあたいを見て微笑ったり・・・・。 だから、やっとちょっと自信なんてモン持てたトコだったのにさ。
やっぱ、あたいが「恋愛」なんてできるわけなかったんだ。 しかも相手があいつだし。
はぁ・・・。 明日、何処か遊びに行こうかなー。 可憐と野梨子誘ってさ。 ぱーっと騒いで、そんで、嫌な事、全部忘れちゃお。
月曜には、普段どおりしなきゃいけないもんな。
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