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堕天王の逝く道
2007年11月
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のはらでおひるね様が正式に参加を表明
してくれました。
万歳!
感謝! ありがとう!

これで、私と友人が一人書いてくれるそうですし、ともえさんとサツキさん、みつばさんとねむりびとさん・・・合計6人ですか。
とりあえずそれなりに本には出来そうな人数にはなりましたね。
良かった・・・。

まだまだ募集中です。我こそはと思う人、一緒に本作りを楽しみたい人、参加お待ちしております!!


では、話題を普通の日記へ。
ニコニコ動画で、『かみちゅ!』を久し振りに見たら、良作で感動した。昔は、そんな風には思わなかったのにな。今見ると、とても面白い。それもwikiを見て納得。
テレビ版のかみちゅ!は削られていたらしい。DVDにはそのまんまあるらしくで、ニコニコにあるのは完全版みたい。しかもDVDにしかない話もあるとかで。
DVD買うかな・・・。買おうかな。
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/kamichu/

あ、今日から連載開始でしたよね。忘れていました。

では、由紀子・夏樹編第十五話、始めましょうか。

その前に、少しだけ十四話の話を紹介。

鬼神会から氷女沙夜を拉致するために派遣された藤堂晃。
彼は、沙夜を拉致するために一緒に帰っていた由紀子を斬り捨てる。
生命の危機に瀕した彼女の中で、『赤鬼』と呼ばれる力が覚醒し、暴走する。
氷女沙夜の力によって、なんとか赤鬼を鎮める事に成功したが、問題はたくさん残った。
12年前の事件の加害者であり被害者でもある藤堂晃の処遇。
『赤鬼』を発現させた由紀子は、無事に元の彼女に戻れるのか。
そして、『赤鬼』発現の際に発生した強力な力の波動が、どんな影響を及ぼすか。
物語は、急速に加速を開始し始める。

由紀子・夏樹編 1〜12話
http://www5f.biglobe.ne.jp/~pfive/tyouhen/yukine1.html
13話
http://diary5.net4u.org/scr3_diarys.cgi?action=article&year=2007&month=8&day=20&cat=2714datenou
14話
http://diary5.net4u.org/scr3_diarys.cgi?action=article&year=2007&month=9&day=28&cat=2714datenou
登場人物
http://www5f.biglobe.ne.jp/~pfive/tyouhen/cyara.html


 由紀子・夏樹編 第十五話『赤鬼発現が招く災厄の足音』 その1

 『赤鬼(せっき)』発現より十二時間が経過した。夏の朝は早い。すでにじっとりと暑くなり始めている。そんな最中、眠り続けていた彼女――小泉由紀子(ゆきね)は、橘家の一室で目を覚ました。
「目を覚まされたか・・・」
 側に座っていた青い瞳、青い髪の少女――水及(みなの)が由紀子に語りかける。ツインテールを解き、メガネを外した由紀子はまるで別人のように美しかった。憂いをはらんだ表情で、顔の前にかかる髪を横に流す。黒く冷たい眼差しが、ゆっくりと水及へと向けられる。
「山神の歌(うた)巫女(みこ)・・・水及・・・なぜあなたがここに・・・?」
 いつもの彼女と、雰囲気も話し方も違う事に水及は気付き驚愕した。
「・・・あなたは誰だ?」
「私の顔をお忘れですか? 尼崎(あまがさき)一(はじめ)の娘・・・茜(あかね)でございます」
 次の瞬間、水及は茜の顔を右手で塞いでいた。
 それは、誰も知らない朝の出来事――。
2007年11月10日(土) No.385

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