昨日は２年生になって一番勉強していた気分だ。それでも時間的にまだまだ足りないのだが。だから３時半に起きて２時間の勉強時間を確保しなければならないというのに、今日はついに目覚ましに気づかなかった。しかし携帯電話をいじった形跡がある。目覚ましが無意味になってしまうとは参った。
学校について英語の予習の続きを行う。学級文庫が早くも整理され、植村直己の本が面白そうだったので持っていく。驚いたことに、男子の出席率が高く女子が低い。普通は逆か両方ともいないのだと思うが...１は古典、お話で終わる。２，３は恐怖の英語。淡々と進むが、質問されたことに（授業のことではなくてＬ氏による個人的内容のもの）はきちんと答えてくれる。和訳もさらっと言ってお終いなので大変だ。４は倫理らしいが自習で、Ｓ先生がいらしてすぐやる係の私は掃除当番表を７等分する仕事を与えられる。出来ばえが非常に悪いが仕方ない。そして７０~８０年代の鉄道写真集を先生が持ってきてくださる。１年のときはこんなに早くからカオス色を放っているつもりはなかったのだが。しかしこれがまたいい。５は物理。時刻表のコピーが配布され一人テンションが上がって、【特急だのに各駅停車】という質問に石勝線と答えてしまい、それが先生の意図するものと違って恥を晒す。のぞみ・ひかり・こだまの距離と速さの関係のグラフを作成するが汚きことこの上なし。
昼食後、勧誘の具合はどんなものか１年生クラスのある廊下を徘徊するが、何となく入るふいんきにはなれず、とりあえず生物室にあるプラカードを引っ提げてみたところＴ先輩に遭遇、軟テも一緒の勧誘をするが、先輩は勧誘のプロだ。あっという間に２名捕まえてしまった。でこっちは部活未定の人を２人、化探希望！の１人に生研を説く。しかし先輩ほどすごいものではないので来るかどうかは分からない。
６・７と世界史。Ｗ先生は最初の１時間+αを喋りっ通す。すげ〜や。そこで、チベット問題について先生の意見に納得する。聖火リレーの妨害についてインタビューされた日本人の回答がいかにバカ丸出し、中国とチベットの歴史を知らないのかで情けないと。青藏鉄道はチベット侵略の鉄道である、土地は中国がチベット民から安く買い上げたものだ、などと。私は世界の動向に非常に興味を持っていないのだが、たまにフッと興味を抱くものがあり、『チベット旅行記』を２冊読んだくらいなので少しは関心があるのだが（歴史的というより地理的に秘境の感が漂っているので）チベット問題の一連の抗議暴動は真っ当なものだと思う。如何なる場合も武力弾圧は許されない、とは日本人はあまり声高々に唱えられる立場ではないけれど。しかし今考えてみると私もまた情け無い人間となっているみたいで、なかなか自分の意見がまとまらない。もっと新聞をちゃんと読まねば。そしてメモ書きの極意をうかがう。もしかすると英語はメモ書きでしのぐものなのかとよぎる。昨日は結構不安だったが、結構面白そうだ。
放課後、明日のオリエンテーションに向けての確認を（軟テ）２３Ｒにて行うが、私が色々やることに。ここで少し疑問に思うのだが、以前、勧誘は俺に任せろと語っていたＹ氏がまったく他人任せで。私は生研に重点を置かなくてはならず、こちらには出ないつもりでいたのに...その後生物室にて、マイマイカブリに代わるオサムシの実験装置をダンボールで制作してみる。いい感じだ。一連の実験のタイトルとして一番賢いのは何オサか？という感じで、ちょっとした学習実験をするつもりだ。
そういえ臨海実習の写真を取りに行っていない。明日の予習もしていない。実験についてもう少し調べねばいけないのにしていない。オリエンテーション、特に軟テがうまく行くかわからない。生研はどうなるか知らない。というより４月とは思えない雨の寒さの意味が分からない。
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