昨夜、母がプリンタ購入に踏み切る。これで昆虫のスキャンが出来る。 いつも通りの起床で、いつもどおりの出発。道中、『JRの光と陰』を読む。読んでいるとますます、政治に対する嫌悪感が増してくるような気がする。こういった政策をとる上の人たちは、大概利己的で我ら下民どもをバカにしているようでならない。この風潮が今も引き続いているとすれば、日本は民主主義国家と呼べないと思うのだが。ただまだ読みが浅くて、こうだ!と断定できない所にいらだたしさを感じる。総合で追求するのも良いかもしれない。 新橋で、ラケットを忘れたことに気づく。体育着もない(ジャージとトレーナーはある)。ポケットにはGXが無い。軍手も無い。参ったが、引き返すと遅刻する。部室にあるもので間に合わせるしかない。 学校のカエデは、ついに咲き始める。大きな期待がよぎる。1の化学、淡々と進む。2・3の物理、間違っているのにササッと丸付けられ、困惑する。同時に、ただ授業を受けているだけでは堕落する気がしてならないので、自学をせねばと決意する。 休み時間に早弁していると、包みに見慣れぬ小虫。ヒゲナガゾウムシ?とにかく初めて見たので、急いで生物室へ。(昼に図鑑を眺めた結果、ナガヒョウホンムシ♀に酷似) 次のWは戦慄。なんだか、心臓が縮み上がってしまいそうだ。この学校の生徒としてあまりにも英語力が無いことに毎度ながら気づかされ、もはや手遅れではないかと絶望させられる。例文テストはノータッチで0点必須。次の体育で、1500Mの計測。目標タイムとしては、6’10”を掲げていざ走る。頭の中で『鉄道唱歌』をいつもの3倍くらい速いテンポで流すのだが、横浜に着いたら迷子に、また新橋に戻ったかと思えば神戸にいたり、なんともカオスな状態に陥ったものの、5’53”という(恐らく)自己ベストをたたき出す。鉄道唱歌戦法は、私にとっては最適かもしれない。しかし終わった後の疲労感、のどの痛さ(ブタクサ花粉症という名の悪魔が!私を蝕む!)にさいなまれる。 しかし、急いで生物室に下り昼を摂り、網を持っていざカエデの元へ!実は体育の時にも下見をしておいたが、ケバエが湧いている。花が目当てのようには思えない。で、スィーピングをしてみると中にいるのはミツバチ、小さなカチ、アブラムシばかり。しかも個体数も少ない。あまりの貧果っぷりに落胆。ヒナルリハナカミキリがいるかも、と期待した私が甘かった...高尾山でリベンジだ! 6の英語、非常にふいんきが良い。最初の印象はどこへやらのT先生、後ろの黒板に描かれた記憶論と【世界中が、オレの庭だから!】の語録にツッこむ。最後の倫理、話が難解すぎる。これが哲学のなせる業か。分かっているのかわかっていないのか分からないということは、今は途方に暮れるしかない。 コートに出ると、女子の入部希望者の多さにおののく。そしてその中に、最寄駅が六郷土手の一つ品川よりだという、ものすごく家が近そうな人までいるとは!今日はS氏が不在で、1年生の世話係となり、しばしローカルネタで盛り上がってしまっただけに、S部長にあとで、【お前今日何しに部活に来た?】と問いただされそうな気がする。立場上教えなければいけないのだが...しかしこの人、1年生とは思えない元気さがある。決して1年が静かだというわけではなく、よく声が出ているのである。 で、帰りは『JR…』を読み終え、物理の復習に入る。蒲田で、例の新入生が乗ってきた。これにはビビッた。
今日は30分くらい帰る時間が遅くて、後に控える勉強に対して絶望している。早起きできないと辛い...
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