３時１０分に気持ちがよいくらいのお目覚め。ただ、こういうときはたいていものすごい汗をかいているもので...ｂｐを進め、スクランブルのテスト対策も行い、３０分ほどの二度寝もする。しかし、この寝起きはすがすがしきものではなかった。
学校に着き、まず第一の忘れ物に気づく。今日は尿検査で、一応３時におきて採取していたものの、家に置き忘れてしまうという失態。第二にに―これは部室で気づいたが―Ｔシャツも、わざわざたんすから引きずり出して部屋においておいたのに忘れる。全く何がしたいのか自分でも分からない。それでいて、教科書、ノートを忘れていない（※２年度）から憎らしい。
１は世界史、先生の問いに対する沈黙がいたたまれない。２，３の数学、解析幾何学を習っているというのに、未だに定規コンパスの類を持って来ないので作図がそりゃもう大変。直線は何とかなるが、円は描けないので描かない。４・５の芸術では、”思い出の品”をデッサンすることになっており、家からオサムシたちを持ってきてみたのだが、去年と同じモチーフだと手を抜いていると思われる可能性があるので、オオスズメバチに登場してもらう。コイツ、おてんばという次元を超越した恐ろしいハチであるが、肝を据えて観察すると非常にかわいらしい。
朝、草地にカエデが生えていることを発見し、大急ぎで生物室に下ってみると、ここで実験した１年生がいるのはいいが、２年生がやたら多い。そして、おもむろに荷物を置いていく。何でも、オケ部が今日の放課後新歓演奏会をするらしく、その場所が生物室に程近いから、楽器を置きにきたらしい。しかしあっという間に机は楽器で埋まり、通路も閉鎖され、周りはオケ部員ばかり、此処は生研のテリトリーのハズなのに、なんとも居難いふいんきに包まれる。そんなわけでとっととスィーピングに行くが、いい感じの甲虫を１匹採集。しかし、それまでであった...
６は現代文だが、Ｔ教諭は２３Ｒを公然とスルーし、そばの階段を駆け下りて行く。金曜日も同様の行動をとっており、ツボにはまりつつ先生を呼び戻しに行く。一応、国語科のとなりのクラスなんですがね...そして一つ興味深いことに、教諭は最初の赴任校が奥多摩！アナグマ（イラストが哺乳類でなくてアウト）やタヌキが徘徊している、昼間階段で本を読んでいる（アウト）と小さいのが歩いていたなどなんとものどかなことを話してくれたが、果たして昆虫についてはふれなかった。青梅線の旧型国電、奥多摩駅についても気になったのだが...最後のＷはＭｒ．Ｋの語りっぱなしで戦慄さはおぼえなかった。
ＨＲの時、教卓に『山月記』と題されたノートが置いてあることが発覚。名前こそ記されていなかったものの、持ち主は彼しかいない！笑うな！と言われてもここまでやられて我慢など出来ようがないではないか。
その後コートに行くが、軟テ史上最大人口密度を記録。新入生と、２年生全員が１面のコートに集結！しかし練習メニューを立てていないことが災いして、ふいんきがだらけてしまった。初心者の指導にあたるＳ部長の代わりに指揮をとることになったが、こういうときに機能しないと非常にみんなの前で話すのが恥ずかしくなる。こういった状況は見ていても何となく気が進まない。
明日も尿検査を忘れたらみっともない。Ｔシャツも忘れたら困る。しかも柔剣道。花粉症もなんのその、コンタクトを忘れたらおしまいだ。とにかく忘れ物の連鎖反応を断ち切らねば。
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