坊主にして「どう?変?」と不安げに写メを送ってきたこの人。 勝手に写真載せたった。いいよな?
空気に風に、ほんの少し秋の気配を感じた今日。 私はまたクリスタ長堀に出没していた。 私がクリスタを愛する理由は3つある。 インディアンカレーと、ネイルサロンと、靴修理の店があるから。 あと本屋とCD屋が合体してるのが有り難い。 「ジュピター」でコーン茶を仕入れるときもあるし、ときどきハンズに寄るときもある。ギフトショップではなぜかコンサートのチケットをチェックしてしまう。(どのライブにどれくらいプレミアが付くのか調べている。) だいたいがカレー食ってから間髪入れずにコーヒー飲んで、靴を修理に出して仕上がるまでの間、ネイルして本屋に寄る、とうのがパターン。
クリスタ長堀はご存知ない方のために説明すると、長堀通りの地下にあるショッピングモールで、地下鉄長堀橋→心斎橋→四ツ橋まで3駅に渡り、食べ物屋さんや服屋さんや、雑貨などのショップがずらりと立ち並ぶ。 が、なんとなく中途半端な店が多くて、オープンしたころは有名ブランドの服屋もあったけど、次々に撤退していった。 今も店舗の入れ替わりは激しい。 上記の3店舗はクリスタの中でも大成功している店だ。(と思う。) いつも私はこの中の約100メートルくらいの範囲で、行ったり来たりウロウロし、あまり歩かずに用がすむから本当に便利だ。 どんなセール期間真っ最中でも、ここは絶対に混むことがない。 ほどよく人が歩いていて、ほどよく各店に人が入っている。
今日は、私がヘビーユーザーの靴修理のヌイ商店についてのお話。 店員はみな若く、手を真っ黒にして働いている。 領収証が、靴を触り作業をするその指で書いてくれるので、少し汚れる。 私は靴を出すたびに思う。 世の中に数あるあらゆる職業の中で、何が理由でどんなきっかけで、この人たちは「靴の修理」という仕事を選んだのだろう? (誤解しないように、靴の修理という仕事がいいとか悪いとかいう問題ではなく、ただただ単純に思うだけです。) さて私は靴を買ったらまず、靴裏の補強をしに持って行く。 女物のパンプスは靴底がペラペラで、すべりやすいのと、補強のゴムを貼ってもらうことによって、靴が長持ちする。 ヒールのかかとのゴムがすり減ったらすぐ取り替えにいく。 ときどき、かかとのゴムが剥げてカンカンいわせながら歩いてるアホ女がいるけど、あれは非常にみっともない。 そして今回、3週間前に出した6足の靴を取りにいった。 6足中、3足はもうほかしてしまおかナ、と悩んでた靴。 ヒールごと取り換えたりして、ある靴は8千円も見積もりが出た。 ヌイ商店の店員はいつも控えめで、少し自信無さげに、「どこまでできるかわかりませんが、どうしましょうか。。」と言う。 一瞬悩む。 今セール中で、半額以下で新品の靴が買えるのに、6千円もかけて直す必要があるのかどうか。どこまで望み通り綺麗になるかもわからない。 でもせっかく持ってきたし、やってみてちょ、と全部修理に出した。 はたしてその靴たちはどうなったか。 私の不安は完全に裏切られた。 まいりました。というくらい、靴たちは綺麗に変身し、生まれ変わった! 新しい靴もうれしいけど、履き慣れたお気に入りの靴が、あんなに汚れてボロくなってた靴が、綺麗になって返ってくるのはまた違う感動がある。 すごい!これぞ職人技!アンタらすごいわ! ヌイ商店、愛してます。
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