勅旨で直翅を直視する勅使～Procession Online～

私の心、白く変われる？

　２月の前半につくば大対策で麹町に出向いた時に、中学時代の同級生（Ｍさん）とばったり遭遇しました。とはいっても向こうから声をかけてきたのですが、高校時代にも何度かあっているのですぐに私の不審者スタイルを見抜いたみたいです。
　Ｍさんとは中２の時に同じクラスで、私と一緒に生徒会で仕事をしたりしていたのですが、私よりもテストで良い成績をとることが多く、何度も学年順位１位をとっていました。
　実は私はそんな彼女にひそかに想いを寄せていて、向こうもどことなく、６１０を特別視しているような態度をとる事が多かったので「確信」を感じた私の脳裏には当時の記憶が未だに焼き付いている（こういうことはよく覚えているものです）のですが、何分ウブな私はその想いを伝えることもできず別々の進路をたどることになったのでした。彼女はつくば大付属高校を目指していたのですが落ちてしまって私立の女子高に進学し、高３時突然医転してつくばを受けたそうですがこちらも落ちてしまったとのこと。　同じＫ塾に通っていたこともあり、また家も近いこともあり、何回か一緒に横浜や図書館で勉強したりしているうちにあの頃の気持ちが蘇ってきたような何とも不思議な気分になったものでした。しかしこの頃は読書の影響が強く出始めて、ブログに書いていることが自分のほんとうの気持ちとは違っているような気もして、勉強のモチベーションに余計な影響を与えてしまったのは不覚でした。
　彼女は前期の発表をつくばまで見に行ったようですが、見事合格したと連絡してくれました。去年の敗因はセンターだったので、９割越えをした今年なら大丈夫だろうと思っていましたが、流石です。その日の夕方は彼女の希望で一緒に土手を散歩したのですが、そこで彼女が突然涙を流したので私は非常に焦りました。たぶん嬉し泣きだったと思うのですが、不意に心臓を打ち抜かれたかのような時めきを感じてしまい、人目が無ければ彼女にギュッと抱きついていたかもしれません。Ｍさんの瞳の、なんと美しかったことか…
そしてＭさんは、中学時代の６１０の「確信」が正しかったこと、中学時代から今日までブログを毎日欠かさず読んでいたこと、私のひねくれきった考え方に理解を示してくれたこと、今でも「好き」でいること、そしてこの先もずっと「好き」でいたいということ・・・今まで言いたくても言えなかったことをすべて私に教えてくれました。
私の中でもＭさんに対する自分の想いは固まっていたのに、こんな場面を迎えるとは、しかもブログを読んでいたことも予想だにしていなかったものですからすっかり硬直してしまってなかなか言葉を発することができません。かなり長い沈黙ののち、ようやく発せた言葉は単語の羅列にすらなっていたかもしれませんが、彼女は分かってくれたはずです。暗くなった帰り道で手をつないだときは心臓がバクバクでした。
　その日からお互い予定のないときは土手で散歩しながら暇をつぶすことになったのですが、その事が楽しみすぎて、私は毎晩Ｍさんのことで頭がいっぱいになって夜中まで寝つけず、二度寝を繰り返すことになったのでした。

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　今までのブログは主にＰＣ向けに作られていたのですが、携帯からコメントができないらしいのでした。携帯からのアクセス者が多い中、コメントが欲しくてたまらない６１０は、つくば移住を機にブログも引越ししてしまえと思い立ったのでした。
http://ashihara.tsukuba.ch/
つくばちゃんねるブログなんてあるんですね（´・ω・｀）

2011年4月1日(金) No.2803