1959年東宝作品。 スタッフ 製作 田中友幸 監督 本田猪四郎 脚本 関沢新一 原作 丘美丈二郎 音楽 伊福部昭 特撮 円谷英二
と我々にはおなじみの最強のメンバーである。
超大作SF映画である。 そしてキャストは、主演は池部良さんで、ヒロインに安西郷子さんである。
そのあらすじは、地球侵略にやってきた遊星ナタール人と地球人の攻防戦である。
映画の冒頭から、地球の宇宙ステーションが、ナタールの円盤群に襲われるというかなり、過激なシーンから始まるのだ。
この前の作品「地球防衛軍」とはかなり異なる。
まず人間ドラマがあまりない。 戦闘シーンがかなり多いのである。 敵のナタールも「地球防衛軍」のミステリアンとはかなりタイプが違うようだ。
また東宝得意の怪獣も出てこない。 「地球防衛軍」のモゲラは一応、ロボット怪獣と雑誌等には書かれておりましたので、怪獣とさせていただく。
戦闘は宇宙空間とか月世界とかが多い。
ナタール基地攻撃のシーンは伊福部マーチに乗ってかなり惹き込まれる。
その次にナタール円盤群と地球軍のロケット戦闘隊の空間戦がやはり伊福部マーチが流れる中、これでもかとばかり続く。
またこれで終わりではなく、地球でまた、最後の戦いが行われる。
先にも述べたように戦闘シーンの連続なのである。
宇宙ステーションの犠牲者達が映るシーンもある。 ややそういった所が気にならないでもない作品ではある。
円盤の模型とかやや不満もあるが、特撮はかなりすばらしい。 またふざけシーンもほとんどない。
SF作品のお好きな方は御覧になってもよいのではないか、と思うのである。
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