近寄るな。 触れるな。 見るんじゃない。
悠理のヤツ、昨日はあんなに可愛かったのに。 今日は無視ですか?
・・・・ちょっと待て。可愛い?悠理が? 僕は一体何を考えてるんだ。 いや、でも、確かに・・・・。
コラ魅録、それ以上悠理に触れるんじゃない。 悠理も笑うな。
って、だから。 ・・・・。
冷静になりましょう、とりあえず。 ・・・・。 ・・・・・・・。
まずさっきの「悠理が可愛い」について。 悠理は・・・・。
これは後回しにしましょう。 次に・・・・・・。
なんだ。なんだか妙に腹立たしいな。
ふ〜・・・・。 最近こんなことばっかりだ。
ん? っあ。アイツ・・・・。なんなんだ。 今、あからさまに眼を逸らしたな。 何か後ろ暗いことでもまたやったんじゃないだろうな。 しかし、昨日は結局寝ずに最後まで観ていたようだし、家まで送って行ったときも、特に変わった様子はなかった。 と言うことは、今日学校へ来てからということか? それにしたって、一日避けられていた以外は・・・・。 そうだ、今日は何故か避けられている。 やっぱりアイツ、何かしてますね。 それとも僕が、何かやってしまったんだろうか・・・・。
・・・・あぁ、クソッ。 ホントに、なんだっていうんだ。
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