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昨日、ジュニアは生まれて初めて上高地行ってきた。それも、冬の上高地をあるきで。 観光協会の新聞委員であるジュニアが取材のため、近所の山岳ガイドをしているn兄に頼み連れって行ってもらった。 冬のトレッキングというと、スノーシューで行くと思うが、上高地は冬でも登山客が多く雪が踏まれているので、ネイチャースキーで行ってきた。ネイチャースキーはいわゆるクロスカントリースキーである。 5:00に釜トンネルを出発。また、この釜トンネルが上り坂の癖にとてつもなく長い…。ぶっちゃけここで、挫折しそうになった。なんとか、釜トンネルを抜け、ヘッドランプの明かりを頼りにひたすら歩いていく。粉雪が降ってるうえ暗闇のなかなので景色がぜんぜんわからない。30分くらい歩いてから、雪が深くなってきたのでスキーを履いて再出発。中学校以来のクロカン。ちょっと緊張とわくわくしながら歩き始めた。体は覚えているもので、普通に滑れた。 約1時間ぐらい歩いて、大正池ホテルに到着。だんだんと周りも明るくなってきたので、日の出を見ようとここで小休止。が、ぜんぜんお日様が出てこない。それどころか、雪が強くなるばかり。まー日の出はあきらめて、梓川沿いを歩き始めた。天候は回復すると思いきや吹雪になる一方。日ごろの行いが悪いのかな。川原沿いの遊歩道を歩いていく。30分ほど歩いて、田代池に到着。 ぶっちゃけ、上高地=大正池だと思っていたジュニア。こんなにも、池があるとは思わなかった。気がつくと周りも明るくなりどんな風景かが徐々にわっかった。周りの風景がとても新鮮で感動しっぱなし。けど、焼岳にガスがかかっていて見られなっかのが残念。出発して2時間、有名な河童橋に到着。徐々に天気も回復してきた。でも一向にガスは晴れず…。そして、最終目的地である明神池に向けて出発。それにしても、このスキーは優れもの。上高地は、ほぼ平野なので、滑っていけすごく楽である。 向かう途中、枝の先が赤いケショウヤナギという木を見た。上高地に多くある木で上高地ならではの風景を見ることができた。出発して、3時間半ついに明神池に到着。ここでも新たな発見。明神池は2つあること。知らなかった。 明神二ノ池。雪の中だがすごく神秘的で言葉でいいあらわせない絶景だった。 明神神社でお参りをして、ここで早めの昼食。神様に願いが通じたのか青空が出てきた。ガスははれることはなかったが、明神岳を拝むことができた。 半日という短い時間だったけど、上高地を満喫でき心もお腹も大満足。 トンネルを歩き始めときはどうなるかと思ったが、すばらしい景色を満喫でき最高の1日だった。また、冬の上高地にぜひとも行きたい。今度は、ぜひとも日の出を見ながら歩きたいし、いつも見ている焼岳を裏から見てみたいと思う。
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