ロボット?ロボットって何? 何で?何の話?ドラえもん??
もういきなりおれ ついていけない
「・・・ホントに聞いてなかったんだね。」
「言わなきゃよかったんですよ。ほら。綱吉君放心させてしまって。」
「なんでだよ。君が人形だからだろ。」
「ちょ、まってまってまって!そんな会話俺は望んでないから!」
「あ、気がつきました?」
「そんなことくらいで一々驚いてんじゃないよ。ボスになるんでしょ。」
「ちょっと待て。この場合放心してる俺のほうが絶対正しいだろ!?ロボットとか意味わかんないし!ロボットってもっと固いよ!?てかこの人、どうみたって人じゃん!」
あくまで冷静な対応をする二人に俺は猛抗議をした。 おかしいだろ!この人の手も何処も違和感ないよ!?何処にでも・・はいないけど!普通の人!人形なんか絶対ウソだ!そうか、ウソだ!いきなりからかってるんだろ!?ソレは俺の中で数秒間の間に勝手に確信となっている。 だって、ロボットだなんて!
「・・・この人形に触ったの?」
「・・え?」
「触ったことあるか。答えろ。」
雲雀さんが面倒そうに俺に聞く。 触ったこと・・ある。 そうだよ。撫でてもらったけど違和感なんか全然なかった!
「ある!でも普通に人の手で「で、体温感じた?」
「・・え?そんな・・わかるわけ「触ってみなよ。しばらく経って相手から体温感じ取れると思う?」
そんな事言われたって・・俺が分かるわけないじゃないか。 体温低い人だっているわけだし・・。 ウソですよね、と骸さんに目を向けた。骸さんはすぐ俺の視線に気付いてにこっと笑う。この笑顔の何処が不自然だ。ヒバリサンの方がよっぽど不自然でロボットじゃないか。
「そんな事言われても、困りますよね?」
ムクロ君が俺をフォローしながらそう言ってくれた。 そう。困る。だって信じられないんだ。 俺はもう首が取れる勢いでがくがくがくがく首を立てに振った。 ヒバリサンは俺を馬鹿にした目で見てる。何で理解できないの?って言ってるみたいだ。アンタが馬鹿じゃないの!順応早すぎ!!
「こうすれば分かるでしょう?」
振り向いた先、俺の視線がムクロ君の腕に到達した瞬間、俺は狂ったように叫んだ。
「うああああああぁぁああああああ!!!!?うわっ・・・てっ!!!てぇっうわぁあぁあああああああ!!!!」
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