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* 2011年6月25日(土) ふじ
* 2011年4月9日(土) 続きじゃないけどなw
* 2011年4月6日(水) うどん!!!!
* 2011年4月3日(日) 湯沸かし器が故障したんだよ!!!!!
* 2011年3月27日(日) 電車が止まっている・・・。

うどん!!!!
程なくして家庭科準備室からの扉が開き、先生が教壇に立った。

「起立!」「礼!」

当番の掛け声に合わせていつも通りお辞儀をした。その時、何となく横目に見えた外の景色が気になった。

ちょうど今朝僕が散歩をして立ち止まった場所だ。
ということは、朝 湯気が出ていたのはこのテーブルの水道なのだ。

プリントがグループごとに配られて、各々が準備に取り掛かる。
なめこは冷蔵庫から野菜を、黒味は鶏肉を早くも取り出してきた。

「あら?味噌君エプロン持って来てたのね――。」
「もちろんさ。いっとくが―――」

その先を言う前に、一人の生徒が声を上げた。

「無い!!!!」

その非難めいた声に全員が冷蔵庫のほうを見る。何が無いというのか?
なめこや他の数人かが駆け寄っていく。僕と黒味は傍らで様子を伺っていた。

「何が無いの?」
「うどんがなくなってるの!!」

ざわざわ。皆とっさに自分の取ってきたうどんが間違ってないか確認したり、冷蔵庫を見回したりしている。

「どうしたの皆?何かあった?」
「うどんが無いんです!」

少し遅れて先生が来た。僕と黒味、他数人は未だに遠巻きに見ているだけだ。

「ちゃんと持ってきたなら、そう慌てなくともすぐ見つかるだろう?」
「だよなぁ、こういう状況になるとすぐ騒ぐやつっているんだよな。」

「そう騒がずとも、うどんなんて予備があるに決まってるんだがな。」
「だよなぁ、っておまえそんなんだから忘れるんだろ!!」

黒味のツッコミが冴えるなか、後ろのほうでドアが開く音がした。

―――金山寺だ。彼が登校してきた。

                                                              つづく
記入者Natoo
2011年4月6日(水) No.529

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