今日は、雨が降ったりやんだり。
実家の母に頼まれて ミニサイズのフルーツケーキを焼く。全部で15本。
バター500g 砂糖450g 粉500g 卵10個 とっぷりラム酒漬けのドライフルーツ500g
フルーツには、久しぶりに赤や緑のドレンチェリーも入れた。 むか〜し、母が無水鍋で作ってくれたフルーツケーキには レーズンのほかに、ちらっと赤と緑の断片が見え隠れしていた。
当時、それが「チェリー=さくらんぼ」だなんて信じがたかったし、 きらきらと、なぜか透き通ってる不思議なさくらんぼ(…なのか!?)を まるまる1個、口に入れる勇気はなかったけど、 刻まれて、黄色いケーキ生地にちりばめられた様子は、 子供心に、とってもきれいで、大好きだった。
それで、今回、母に頼まれたケーキに ドレンチェリーを入れてみたのだ。 「あら、懐かしいわね」と気づいてくれるかな。
あ、思い出した。 当時、「ドレンチェリー」よりも、怪しかったのが「アンゼリカ」だ! 私が小学生当時から、スーパーの製菓コーナーに 「アンゼリカ」という緑色の植物の茎の砂糖漬けが売っていて、 この材料は「蕗(ふき)」だというから、当時は理解できなかった(笑)。
だって、蕗は、もう、ウチの庭やあぜ道とか、 そのへんに適当に生えてる野草(山菜というべき?)なわけだし、 お味噌汁の具にしたり、きゃらぶきにすることはあっても、 あれがどうしてケーキの材料になるんだ、と不思議でしょうがなかった。
確かめようにも、いくらかじったって、蕗らしき味は消滅しているし、 しかも、「蕗」が砂糖漬けになったとたん 「アンゼリカ」だなんてお姫様みたいな名前になるなんて、 どういうことなんだろう、と思いながら使ってました。
…と思いながら、だんだん使わなくなりました。(笑)
アンゼリカ、ってホントは他にそういう植物、あるんですよね…? 日本のフキはその代用なんですよね?? 今でもよくわかりません。ご存知の方、いらしたら教えてください♪
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