勅旨で直翅を直視する勅使～Procession Online～

支援と流行のあいだ

　私は普通？の節電も一応やっていますが（内容省略）、きのう書くことを渋ったのは以下の４つです。

①水を求めて（６１０は日ごろから朝・昼は「水」のみ飲んでいる）３：３０ごろ２４時間営業のスーパーに行く。品物と人が希薄ななか大音量の音楽が流れていたので不合理だと思い店員に指摘、「店長に伝えておきます」との返事をもらう。昼過ぎ確認しに行ったら幾分小さく聞こえたが、店に活気があるせいかもしれない。
②私はマンション住まいで、２度目の断水に見舞われた。
そこでふと土手の汲み取り式トイレで用を足せばよいことに気が付き、日の出まで我慢していたが、いざ現地へ着いてみるとそこには押すと水が出てくるボタンが！
汲み取り式トイレは改良されて無くなっていたらしく、水が出なければ最悪の事態です。しかし私の腹はすでに限界。ボタンを押してみたら水が流れたので事無きを得たが、なぜそうしたかというと、土手のトイレには電灯が無いから。
③六郷土手駅の「京急線のりば」の案内は計画停電が実施されるかもしれない中点灯させなくてもよいのではと駅員に尋ねると、「今までやったことはない。すべて本社からの指示で動いている。今日みたいに混乱しているなか、この電気を見て安心する人もいる。いろいろな考えの人がいるのです。耳の聞こえない方にとっても必要だろうし・・・」と説明を受け、何も言い返すことができず退散。
④ヤマダ電機へ買い物へ行った際、節電のため店内の照明が一部消され、テレビの電源もほとんど切られていた。そのことに気をよくしたので「電力が安定に供給されるようになってもテレビの節電を続けられたらうれしい」旨を店長直通メッセージに書き込み投稿。

　②はさておき、残り３つはなぜかやった後に非常にむなしく感じました。流行りのゲームをやるように節電を利用している、ゲーム感覚で楽しんでいる自分を見つけたからです。あまり（物理的）被害を受けていない安全地帯にいる自分は「流行に乗じて遊んでいるだけ」のような気がしているのですが、こういう気持ちが「節電の正しさ」に隠されてしまいそうで気がかりです。楽しんで節電してもいいのでしょうが、私には馴染まないようです。

　もう一つの理由としては、節電の流行性にあると考えています。
　私の節電は「見かけ倒し・形だけ」なので、きっと電力が安定に供給されたら－これが流行の終焉－、安全地帯の「安全性」が保障されたらすぐいつも通りの生活に戻ってしまうでしょう。
　電力が安定すれば節電する必要がないのだから、むなしく感じる必要は無いのかもしれません。が、なんだかしっくりこないのです。いい言葉が見つかりません。Newfeelingですかね。
ただ、募金や物資も「流行」の一種である気はします。そのうち書くかもしれません

※私が懸念していたようなことが、さっそく発生してしまった模様です。
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001103140002

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地震があってから、ほぼ毎日を「地震とブログ」のことばかり考えて過ごしているような気がして、だいぶ疲れてきました。まぁ地震がなくても３月いっぱいは「毎日が日曜日」だったことに変わりはないのですが。
そのせいか、ほかの情報を見ていないせいかわかりませんが、ほかのことを考えられなくなっていて困っています。
とりあえず大道具長が六郷訪問予定であり、１８日に謎の集まりがありそうなことが救いです。

2011年3月15日(火) No.2761