↑ バゲット風。 卵の入らないバターロール。(クラムふわふわ♪)
こうあるべきだ、こういうものだ、 と人に言われたから、やってるだけなら、よ〜く考えてみましょう。 そのうえで、「やっぱり、その通りだ、やりぬくぞ」 と思ったら、それもいい。でも、もしも、それが自分にとって、 根拠のない、必要のないこだわりだと気付いたら、 もう、あっさり、そのこだわりを捨てちゃっていいと思います。
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工夫で何とかなる場合もあるけれど、 なんともならないことも世の中あるのです。 あなたの能力的にじゃなくて、物理的にできないことがあるのです。 ピアノの先生だって、おもちゃのピアノではピアノの曲は弾けないし、 水泳選手だって、浅い子供のプールでは泳げない。
「できること」と「できないこと」の見極めです。 自分のオーブンに性能以上のコトをさせていませんか? 適切な生地量を見つけてあげてくださいね。 そして、得意なパンを焼かせてあげましょう。 そのほうが、オーブンは喜びます(^_^)
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時間、コスト、手間。その結果「出来上がるモノ」。 費やしただけのことが、ちゃんと結果として、出ているかしら。 おうちパンは、そのバランスが大事なのです。
時間、コスト、手間>出来上がり これはストレス。 時間、コスト、手間<出来上がり これならばヨロコビ。
わたしたちは、パンだけを焼いて暮らしているわけじゃないのです。 それを焼くことがストレスになっていないでしょうか? 買うという選択もあるのです〜。
「苦しいパン焼きはしたくないよネ(^^)」「うん(^^)」 これは以前、ブレッドガーデンのユウさんと 交わした会話のなかのひとつ。 あなたのパン焼き、苦しくないですか? 根拠のないこだわりや、何かへの対抗心にしばられていないかな? 立ち止まって、見つめなおして そっと重荷をおろしてくださいね。(^^)
画像はなんちゃってバゲット。 フランスパンは作れないんです。 だからできる範囲で、可能な限りおいしそうに焼く。 こだわるとすれば、そこだけかな。 ホンモノが食べたいときは迷わず買いに行くのです(笑)。
「バターロールに卵も入れない、艶出しもしない」と言ったら、 「それってバターロールじゃないよ」って笑われた。 「それでもいいのっ」って焼き続けたバターロール。 卵を入れないだけで、食べることができる人がいるなら そのほうが断然いい。
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明日は山口県民デーです。どうぞよろしく。
それから、食パン発表会、集英社のKさんもご覧くださって みなさんすばらしいですね、ってご感想をお寄せくださいました。 編集の方も見てます!やる気、でちゃいますね! 中華まん祭り(25〜26日予定)も、はりきって参りましょ〜。p(^0^)q
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