シナモンの香り。 子どもの頃は苦手だったのに、今は大好きな香りです。
ベーグルは独特のテイストを作るために ケトリング(茹でること)を行います。 この際、湯に砂糖(またはその他の糖分)を加えます。 この砂糖には、焼成時の焼き色をよくする効果があります。
そもそもベーグルはリーンな配合。 砂糖や卵、乳製品といった焼き色に貢献する材料が 配合されてない(もしくは極めて少量)ので 色づきにくいんですね。 ケトリング時に、表面に糖分が付着することで きれいな焼き色がつきます。
たかみか本で1500mlの湯に砂糖を50g入れました。
「50gも!?ゆでた後は捨てるだけなのに、多いのでは?」 とか、 「なんだかもったいない。」 という意見をいただくこともあるんですが、 私は多いとも、もったいないとも思わないんですね。 つまり入れるなら、その効果が明確に出るくらい入れなくちゃ それこそもったいないんです。
「つや」は湯だけでも出ます。 焼き色をあまりつけたくない、生地の色をいかしたいベーグルならば 砂糖を入れずにケトリングするのもひとつの方法です。
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