Procession Online
文責・編集 日比谷幼稚園 はと組 610

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掲載期間:2007/2/1〜2011/4/1 以降はこちら
2008年4月
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何とかなってほしい
 昨夜は非常に疲れており、22時過ぎに就寝。3時12分に目覚めたが、二度寝。いつもどおりの起床で、外がすごいことになっている。ただこの時間でいつもより3本速い電車に乗るとなると、あと25分しか猶予がない。私は朝食の時間が非常にかかるので、これではいけない。いつもどおりに行くが、KQ都営メトロとも定時で私を運んでくれた。さすがKQ!
 1時間目に漢字テストがあるが、問題の本が家にも無く、学校にも無くてNO勉で挑む。23Rで授業するはずのT教諭が、なぜか階段を下っていくところを一人見る。2・3の化学、なかなか眠くなってくる。先生はかなり面白いと思うが、その元気のよさにみんなのリアクションが...次の数Bは、今のところは何とかなりそうだ。そういえば時刻表と先日もらった昆虫の写真集を文庫においておいたが、先生はまだ気づいていないらしい。
 生物室で昼を食べるが、片付いて広々とした、また今日の肌寒さも相まった場所で『全記録・国鉄処分』(昨日図書室に行って幾つかこんな本を借りたが、ちょっと難しくて早くも読む気が失せ...)を読みながら過ごすのはなんとも虚しい。説明会に、果たして誰も来ないのでは?
 午後の家庭科、先生の発言であることが発覚。1時間目からずっと、教卓に電子辞書が置いてあるという。T教諭以外の人を思い起こすことが出来なかった中休みに、それを自分の目で確かめてみるが、予想通りの結果に噴く。そして、となりの国語科に届けに行って、失礼ながらお昼寝タイムのT教諭を見て笑いをこらえられなかった。めがね外してイヤホンはめて寝ていたらどうしようもない。H先生の突っ込みもまたいい。
 さて、いよいよ決戦の時だ。恒温装置で暖めておいたレバーをオサムシに与え、考えていた実験をしようと思ったのだが、これは失敗だということが分かって断念。マイマイカブリがいれば、色々出来たのになぁ...それでも誰も来ない。これは末期だな、と泣きそうになりながらカタツムリ水槽のふたを開けると、誰かが外にいる様子。これは!! なんと、2人の女子生徒がいらしたではないか!いや良かった、入部希望者がいた。とりあえず簡単な説明をして、魚・オサムシたちを見せ、解説をする。さすがこの生物室に来るだけあって、標本を見ても怖じけづかない。恐らく彼女たちは入部してくれるだろう。新入生歓迎会について話すのを忘れたのは、彼女らが帰ってしばらくしてからである。
 しかし、まだ安心はしてはいけない。全員あわせても10人に届いていない。Y先生は、来週は実験があるし、もう1回説明会開いたら?とおっしゃる。確かに、生き物たちを見て心が揺らぐ生徒がいるとも分からない。彼女たちに宣伝もお願いしておいたので、もしかするともうちょっと増えるかもしれない。まあとにかく、1年生が入ってくれそうで何よりである。

 さて、明日は一応テニスがあるが、どうせ中止だろう。でも用具一式を持ち帰る要があるので、いずれにせよ登校せねばいけない。気になる試合会場は、I先生の住居の近く、谷保駅から程近き所にあるらしい。いつも会場が有楽町線沿線にあって不便だったのだが、南武線沿線だと乗り換えの労が無くて楽だ。しかし、なんとしてでも今週中に試合をやってほしい。来週はカエデも咲くだろう、高尾山に採集に行ったら絶対愉快に違いない!という訳でどうしても延期されては困る。
2008年4月18日(金) No.588

頼れない私から 頼れる二人へ

なぜこの日にしたのか、分かりますか?
この日は、私が二人を知った最初の日なのです。

私は当初、新入部員が「女子生徒二人」という事態をまったく想定しておらず、部員が増えることは嬉しかったのですが、どう接すればいいのか非常に戸惑いました。
結局今に至るまでこの点は解消されていないままで、私が生研で最低限覚えるべき作業をまともに伝えられた気がしていませんし、私自身覚えきっていないまま卒業してしまったのですが、EさんとKさんがしっかりしていたからこそ部門大賞を2回も取れ、後輩にも恵まれ、合宿も再開できたのだと思います。
多分二人が生研に興味を持たず、あるいは入部しなかったとすれば、人数不足と私の昆虫に偏った趣味のせいで、生研の伝統はつぶれてしまっていたかもしれません(私が1年の時は水族館に「暗幕」がありませんでした)。
私が言うのもおかしいことですが、EさんとKさんには卒業証書だけでなく「生研復活の立役者」としての立派な肩書きを持って卒業していってほしいと思っています。生物室で過ごした日々の思い出を、ずっと心にしまっておいてほしいと思います。

今まで二人からもらったものは沢山あるけれど、すべてもらいっ放しできちんとしたお返しができていなかったと思います。
ひょっとしたらお返しなんていらないのかもしれませんし、私もこんな文章でお返しと言ってはいけないとは思うのですが、2年(3年?)間生物室という場で過ごしてきた者として、かかわりのあった者として、この部屋を去る二人への最後のメッセージをここに記します。

〜・〜・〜

写真は、写りが悪いけれど、館山まで採集したウミホタルです。
あの時暗闇で目の当たりにした輝きを、私は忘れることができません。
2008年4月18日(金) No.2742

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